10月18日(月)~19日(火)の2日間にわたり、北海道新ひだか町の北海道市場においてオータムセール2021が開催されました。
1歳セール最後のせり市場となるオータムセールから最近ではラジオNIKKEI賞を制したバビット、
そしてG1を7勝したテイエムオペラオーや桜花賞馬キストゥヘヴンなどの活躍馬が出ています。
購買登録者数は1058名で、昨年の1004名を上回って過去最高となりました。
10月18日(月) 1日目
快晴ながら冬の足音が近づいていることを感じさせる冷たい空気のなかでしたが、
多くの購買者が来場し、8時半から行われた比較展示では若駒たちに熱視線を送っていました。
生産者たちが懸命に仕上げてきた愛馬は、太陽に照らされてより毛艶が冴えます。
ここ一連のセールの好調さを示すように、12時から開始した今回のせりも活発な声がけがありました。
この日の最高価格馬はミントフレッシュ2020(牡、父ダイワメジャー)で、1550万円でした。
【18日 1日目成績】
上場頭数 213頭(牡71頭、牝142頭)
落札頭数 162頭(牡55頭、牝107頭)
売却率 76.06%(牡77.46%、牝75.35%)
売却総額(税込) 591,470,000円(牡236,720,000円、牝354,750,000円)
平均価格(税込) 3,651,049円(牡4,304,000円、牝3,315,421円)最高価格(税込) 17,050,000円
No.206 ミントフレッシュ2020(牡)
父ダイワメジャー 母ミントフレッシュ(母父War Front)
落札者 藤原 正一氏
販売者 社台ファーム
10月19日(火) 2日目
前日は朝方に冷え込みましたが、この日は寒さが和らぎました。
初日に引き続き、朝の比較展示では購買者が入念なチェックを行っていました。
午前中は青空が見えたものの、12時のセール開始には時折、土砂降りに見舞われました。
その後も雨足が弱まったり、強くなったりと秋らしく変わりやすいお天気になりました。
お客様や関係者が雨で冷えた体をジェットストーブで温める場面もありました。
セリは2頭目から1000万円を超える声がけがあり、この日は7頭が1000万円超えと相変わらずの好調ぶりです。
2日目の最高価格馬はビヴァレッジクイーン2020(牡、父Good Samaritan)で、2300万円でした。
【19日 2日目成績】
上場頭数 244頭(牡117頭、牝127頭)
落札頭数 186頭(牡94頭、牝92頭)
売却率 76.22%(牡80.34%、牝72.44%)
売却総額(税込) 677,490,000円(牡421,300,000円、牝256,190,000円)
平均価格(税込) 3,642,419円(牡4,481,915円、牝2,784,674円)
最高価格(税込) 25,300,000円
No.372 ビヴァレッジクイーン2020(牡)
父Good Samaritan 母ビヴァレッジクイーン(母父Indygo Shiner)
落札者 藤原 正一氏
販売者 (株)白井牧場
【2日間総合成績】
上場頭数 457頭 (牡188頭、牝269頭)
落札頭数 348頭 (牡149頭、牝199頭)
売却率 76.15% (牡79.26%、牝73.98%)
売却総額(税込) 1,268,960,000円 (牡658,020,000円、牝610,940,000円)
平均価格(税込) 3,646,437円 (牡4,416,242円、牝3,070,050円)
最高価格(税込) 25,300,000円
No.372 ビヴァレッジクイーン2020(牡)
父Good Samaritan 母ビヴァレッジクイーン(母父Indygo Shiner)
落札者 藤原 正一氏
販売者 (株)白井牧場
オンラインビッドによる最終落札頭数は8頭(全売却頭数の2.3%)で、一度でもオンラインビッドが入った頭数は33頭(全売却頭数の7.2%)でした。
(価格は税込で表示しています)