札幌馬主協会

お知らせ・イベント

2025冬季繁殖馬セールが開催されました

 

株式会社ジェイエスが主催する「冬季繁殖馬セール」が1月22日(水)に静内の北海道市場で開催されました。

天候にも恵まれた中、38頭(受胎馬24頭、空胎馬14頭)の牝馬が上場しました。

 

1億円を超えた取引馬がいた前年と比べて平均価格、売却総額は下がりましたが中間価格、売却率は上がりました。

また、空胎馬は上場馬14頭全頭が落札されました。

 

 

 

 

【ジェイエス冬季繫殖馬セール2025結果】

 

上場頭数  受胎馬  24頭

      空胎馬   14頭

落札頭数  受胎馬  12頭

      空胎馬   14頭

売却率          68,42%

平均価格  受胎馬  2,850,833円

      空胎馬   6,191,429円

売却総額  受胎馬  34,210,000円

      空胎馬   86,680,000円

 

最高落札馬 シャウビンダー  (父クロフネ、未供用)34,100,000円 岡田スタッド 様落札

 

 

謹んで新年のお喜びを申し上げます。 

皆様におかれましては輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。 
旧年中は格別なご高配を賜り、誠に有難うございました。 
本年も、昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。 

 

繁殖馬セールが開催されました

ノーザンファームミックスセール

10月22日(火)に苫小牧のノーザンホースパークにてノーザンファームミックスセールが開催されました。

 

 

 

 

 

 

 

当セール第1回取引馬サトノカルナバルが大活躍中とあって今年の上場馬にも多くの人に注目されています。

10時半からスタートした当歳馬セッションでは、52頭が上場しました。

年々いい状態で上場できるようにと、
3月生まれまでのある程度成長した馬たちがこの日までに磨かれた馬体はどの馬も
これまでのセールよりグレードがアップした感があり
セール開始1頭目から活発なせり上げとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

当歳の最高落札額馬は、皐月賞1着・ダービーで2着の成績を持つジャスティンミラノを半兄にもつ
上場No.21 マーゴットディドの2024(父キタサンブラック)が2億9000万円で藤田 晋氏に落札されました。

 

 

 

 

 

 

 

【当歳】
上場頭数  52頭
落札頭数  52頭
平均価格  68,365,385円
売却総額  3,555,000,000円
最高落札馬  No.21マーゴットディドの2024(父キタサンブラック) 290,000,000円
(税抜)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全頭が落札された当歳セッションのあとは繁殖牝馬セッションに移行し、74頭が上場。

繁殖牝馬の最高落札額馬は、グレナディアガーズを受胎中の
上場No.134 ラクアミ(父ダイワメジャー)が3800万円で(有)Winnig Horse Clubに落札されました。

【繁殖】
上場頭数  受胎馬  45頭
未供用馬 29頭
落札頭数  受胎馬  41頭
未供用馬 23頭
平均価格  受胎馬  11,609,756円
未供用馬 8,760,870円
売却総額  受胎馬  476,000,000円
未供用馬 201,500,000円
合計売上総額 4,232,500,000円
最高落札馬 No.134ラクアミ(父ダイワメジャー)グレナディアガーズ受胎 38,000,000円
(税抜)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェイエス繁殖馬セール

翌23日(水)には静内神森のHBA北海道市場にてジェイエス繁殖馬セールが開催されました。

 

 

 

 

 

 

 

過去にもない風雨の悪天候に見舞われましたが、
売却総額は前年を大きく上回る約8億5,500万円を記録する好成績でした。

 

今年は1歳市場の成績が良好だった影響もあってか
生産牧場の血の入れ替えを積極的に考える購買者が多くいたように思います。

 

 

 

 

 

 

 

今年の最高落札額取引馬は
オークス馬ダイワエルシエーロを母に持つ
上場No.89 ハルワタート(父ロードカナロア)マインドユアビスケッツ受胎 50,000,000円
(税込)で社台ファームに落札されました。

 

 

 

 

 

 

 

上場頭数  受胎馬  175頭
      空胎馬  43頭
落札頭数  受胎馬  128頭
      空胎馬  30頭
平均価格  受胎馬  5,870,391円
      空胎馬  3,457,667円
売却総額  受胎馬  751,410,000円
      空胎馬  103,730,000円
合計売上総額 855,140,000円
最高落札馬 No.89ハルワタート(父ロードカナロア)マインドユアビスケッツ受胎 55,000,000円
(税込)

 

株式会社ジェイエスは来年の1月にも冬季繁殖馬セールを開催する予定です。
詳しくは主催者ホームページをご確認ください。

 

馬産地懇談会を開催しました

 10月7日、北海道新ひだか町の静内エクリプスホテルで、20回目となる馬産地懇談会を開催しました。

講演は質疑応答の形で進められました

懇談会は和やかな雰囲気の中で進められました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これは、札幌馬主協会には馬産地の生産者、軽種馬関係者が多く在籍していること、軽種馬生産地が競馬の原点であることなどから、毎年秋に馬産地で実施している恒例行事です。

 この懇談会は会員同士の親睦や交流を深める場であると同時に、有識者をゲストに招いて講演会を行い、理解を深め、また知識の習得を目的としており、岡田会長以下、78人(同伴者含む)に参加いただきました。

 今回は、2023年度JRAリーディングトレーナーに輝いた杉山晴紀調教師を講師に、そしてグリーンチャンネルで競馬キャスターを務める岡部玲子さんを進行役に迎えて、事前に寄せられた質問にお答えいただく形で進行しました。

岡部玲子さん

杉山調教師

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この懇談会を主管した事業サービス委員会の安原浩司副委員長からは「今回、ご講演をいただく杉山調教師は素晴らしい成績を残すだけではなく、管理馬で不敗の三冠牝馬デアリングタクトをジャパンカップに挑戦させて、3頭による三冠馬対決を実現させました。今日はそんな杉山調教師の素顔や成功の秘訣などをお汲み取りいただければ幸いです」と開会の言葉がありました。

安原副委員長

岡田会長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 続いて岡田会長からは「思い出深いのは、管理いただいたデアリングタクトの現役時代です。ファンのことをとても大切にしている方だと感じました。また、競馬とは縁のない一般の家庭に育ち、調教師としてここまで成功するのはかなりの努力がないと出来ないことだと思います。今回は、そんなお話を聞けるものと、私自身がとても楽しみにしていました」とあいさつがありました。

 また、来賓を代表して日高軽種馬農協の古川組合長からは「この懇談会は、会員のみなさまと生産者、育成者との懇談の場として貴重なものとなっております。開催に感謝いたします。また景気の動向が心配される中ではありましたが、北海道市場におきましても前年を上回る好成績を残す事ができました。会員のみなさま、ならびに全国の馬主様の多大なるご高配のたまものと感謝いたします」とお言葉を頂戴しました。

 講演では、馬選びのポイントや管理馬をレースに出走させるまでに重要視している点、あるいは厩舎スタッフとのコミュニケーションの取り方といった専門的な事から、趣味や休日の過ごし方、好きな芸能人などプライベートに関することなど多岐に渡りましたが、どの質問に対しても、まっすぐ、実直にお答えいただくなど、人間性が垣間見える講演会となりましたことをご報告させていただきます。


杉山先生(左から4人目)を囲んで

 講演会のあとは、場所を移しての懇談会。講演会の間は緊張の色を隠せなかった杉山先生もリラックスした様子で会員との交流を楽しんでいただきました。印象的だったのは、最後の1人が退室するまで懇談会場に残り、ホストとしての役割をお果たしいただいたこと。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

オータムセールが開催されました

本年の1歳セールとしては最後となるオータムセール2024が、
10月15日~16日の2日間で静内神森のHBA北海道市場で開催されました。
昨夜のうちに降った雨は開場時には晴れ、過ごしやすい秋の気候に恵まれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オータムセールカタログについては3冊発行されており
1冊目は上場番号1番から214番までは新規馬。
2冊目は上場番号215番から329番までの、本年に開催されたセプテンバーセール以外の国内1歳市場に申込歴の
ある馬が掲載されていて
3冊目は330番から383番までの、セプテンバーセールからの再申込馬53頭が掲載されています。

 

 

 

 

 

 

 

1日目
この日の最高落札額馬は
㈲社台コーポレーション白老ファーム生産の
No.52 ピースバーグ2023 (牝・父 ナダル)が、
アールユニコーンステーブルに15,400,000円で落札されました。

 

 

 

 

 

 

 

【1日目成績】
上場頭数 188頭 (牡85頭、牝103頭)
落札頭数 162頭 (牡73頭、牝89頭)
売却率  86.17% (牡85.88%、牝86.41%)
売却総額(税込) 659,670,000円(牡338,910,000円、牝320,760,000円)
平均価格(税込) 4,072,037円(牡4,642,603円、牝3,604,045円)
最高価格(税込) 15,400,000円
No.52 ピースバーグ2023
(父 ナダル 母父Sageburg)
落札者 アールユニコーンステーブル
販売者 ㈲社台コーポレーション白老ファーム

2日目
この日の最高落札額馬は
田中 春美氏生産の
No.229 スペリオルダンサー2023 (牡・父 モーニン)が、
大石 正和氏に20,350,000円で落札されました。

 

 

 

 

 

 

 

【2日目成績】
上場頭数 151頭 (牡53頭、牝98頭)
落札頭数 119頭 (牡46頭、牝73頭)
売却率  78.81% (牡86.79%、牝74.49%)
売却総額(税込) 464,640,000円(牡202,400,000円、牝262,240,000円)
平均価格(税込) 3,904,538円(牡4,400,000円、牝3,592,329円)
最高価格(税込) 20,350,000円
No.229 スペリオルダンサー2023
(父 モーニン 母父アグネスタキオン)
落札者 大石 正和氏
販売者 田中 春美氏

【2日間総合成績】

上場頭数 339頭 (牡138頭、牝201頭)
落札頭数 281頭 (牡119頭、牝162頭)
売却率  82,89% (牡86.23%、牝80.60%)
売却総額(税込) 1,124,310,000円(牡541,310,000円、牝583,000,000円)
平均価格(税込) 4,001,103円(牡4,548,823円、牝3,598,765円)
最高価格(税込) 20,350,000円

67頭の馬にオンラインからビットが入り、オンラインで落札された馬は18頭でした。
売却率82.89%はオータムセールとしては過去最高となります。

HBAが主催する2024年の市場が終了し、本年度の市場取引成績は以下になります。

上場頭数:2,630頭
落札頭数:2,160頭
売却率:82.13% ★過去最高
売却総額(税別):18,897,230,000円 ★過去最高
平均価格(税別):8,748,718円 ★過去最高
(税込)

1歳馬の市場は終わりましたが、2つの繁殖牝馬のセールが次に控えています。
10/22 にはノーザンファーム ミックスセール が ノーザンホースパークで
10/23にはジェイエス 秋季繁殖馬セール が 北海道市場で開催されます。
詳しくは主催者ホームページにてご確認ください。

セプテンバーセールが開催されました

9月17日(火)から19日(木)にて、HBA日高軽種馬農業協同組合主催のセプテンバーセール2024が開催されました。
前回のサマーセールから1ヶ月弱と短い間隔での開催となり、1日の上場馬は約200頭、上場総数は取り消しも多くあった影響で、昨年を2頭上回る534頭(牡:231頭、牝:303頭)での開催となりました。

 

 

昨年同様に3日開催の日程で、午前8時30分から上場番号順の比較展示、11時30分からセール開始のスケジュールで行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上場総数こそ少ない当セールですが、これまでの取引馬の中からは、先日の産経賞オールカマー(GⅡ)、セントライト記念(GⅡ)、エプソムカップ(GⅢ)と、重賞3️勝の活躍馬レーベンスティール(21年度取引馬)、エンプレス杯(JanⅡ)優勝馬グランブリッジ(20年度取引馬)、ファンタジーS(G3)を優勝したカルチャーデイ(2022年度取引馬)などが輩出されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月17日(火)1日目 雨→曇→快晴
早朝からの雨も上がり、展示前には晴れ間ものぞき始め、天候の回復も手伝って朝から多くの購買者が見られ初日から中々の出足でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日の最高落札価格は、昨年の初日に並ぶ\27,500,000(税込)で、(有)グランド牧場生産の上場No.5 ミスターメロディ産駒 アンジェリーブル2023を小松 芳子氏が落札、売却率は79.06%と、昨年を10%以上も上回る結果となり、サマーセールの好況を持続する形で、セール初日から上々の滑り出しとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【1日目成績】
上場頭数:191頭 (牡82頭、牝109頭)
売却頭数:151頭 (牡74頭、牝77頭)
売却率:79.06%
取引平均価格:5,349,934円
売却総額:807,840,000円
最高落札価格:27,500,000円(何れも税込)

 

9月18日(水)2日目 快晴→晴れ→曇り
この日は朝から快晴で気持ちの良い気候となり、昼過ぎには汗ばむ程の陽気になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目の最高落札価格は、近親にファルコンS(G3)2着などJRA4勝のレオンビスティーがいる(株)Blooming Farm生産のモーニン産駒 上場No.283 スパイスシャワー2023を社台ファームが\23,100,000(税込)で落札されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝の内こそ初日に比べのんびりとした客足でしたが、セリ開始頃には購買者の賑わいも昨日並みとなり、売却率は85.8%と、昨日と昨年をも超える好結果で終えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【2日目成績】
上場頭数:176頭 (牡67頭、牝109頭)
売却頭数:151頭 (牡57頭、牝94頭)
売却率:85.8%
取引平均価格:4,876,424円
売却総額:736,340,000円
最高落札価格:23,100,000円
(税込)

 

9月19日(木)3日目 快晴
最終日の朝も好天に恵まれ、展示開始から多くの購買者の姿が見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終日の最高落札価格は、(有)宮内牧場生産のシニスターミニスター産駒 上場No.499 ピエノフィオレ2023で\22,000,000(税込)にて定蛇 邦宏氏が落札され、3日間連続で最高価格が2000万円を超える結果となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終日は、売却率、最高落札価格、取引平均額共に昨年とほぼ同等の取引結果となり、セール3日間を通しては、取引平均額こそ昨年をやや下回ったものの、売却率は約5%アップ、最高価格と中間価格は同額と中々の好結果にて幕を下ろしました。

 

 

【3日目成績】
上場頭数:167頭 (牡82頭、牝85頭)
売却頭数:127頭 (牡66頭、牝61頭)
売却率:76.05%
取引平均価格:5,598,740円
売却総額:711,040,000円
最高落札価格:22,000,000円
(税込)

 


 

 

 

 

 

 

 

 
【セプテンバーセール3日間総合成績】
上場頭数:534頭 (牡231頭、牝303頭)
売却頭数:429頭 (牡197頭、牝232頭)
売却率:80.34%
平均価格:5,256,923円
売却総額:2,255,220,000円
最高落札価格:27,500,000円 
上場No.5 アンジェリーブル2023(牡・父ミスターメロディ)(有)グランド牧場生産 

(税込)

オンライン購買登録者数  79人  
        応札数  271ビッド
        落札数  18頭

2024年セプテンバーセールは、市場開催以来で初めてとなる80%を超える過去最高の売却率となり、
全体を通してもほぼ昨年同等となる盛況な結果で終えました。

オンラインビットも活発に応札があり
古川市場長は、
 「定着してきたということもありますし、セリ場に来れなくても参加出来るということが浸透していけば、海外からの購買書の参加も見込めるのではないかと思っています。購買登録の問い合わせは南アフリカなどからもあったが、輸送などの問題もあり韓国など近い国の購買者が買いに来て頂けているのかなと思います。」

とコメントされました。

次回、オータムセールは10月15日(火)、16日(水)の2日間で開催を予定されています。
詳しくは主催者ホームページをご確認下さい。
HBAセプテンバーセール2024 開催概要

ゴルフコンペ(愛馬会)を開催いたしました

 札幌馬主協会夏の恒例イベント「愛馬会」(ゴルフコンペ)を8月5日、恵庭市の恵庭カントリー倶楽部で行いました

 当初は7月29日を予定していましたが、大雨により中止。急な日程変更ではありましたが協会会員ほか岡田稲男、加藤和宏、久保田貴士、昆貢、武英智、谷潔、長谷川広大、的場均、宮徹調教師、川又賢治、濵中俊、古川吉洋、横山和性騎手など多くの厩舎関係者含む30人の方々にご参加いただきました。この場を借りて、改めて感謝申し上げます。

 ルールはダブルペリア方式(ダブルパーカット、ハンデキャップ、打ち切りなし)で行われ、上位4名がネット1打差以内という大接戦。結果は、今回が4度目の出場となる下屋敷千尋会員(HDCP3・6)が「阿寒」35、「摩周」39のNET70・4でまわって優勝。ベストグロス賞(74)とあわせて受賞し、秋谷委員長から歴代の優勝者の名前が飾られた優勝トロフィーを受け取りました。


優勝した下屋敷さん(右)と秋谷委員長

 下屋敷さんは「急な日程変更で参加者が減ってしまったのは残念ですが、一緒にラウンドさせてもらった長谷川調教師、古川騎手とは普段はなかなか出来ないような競馬以外の話をたくさんさせてもらい、楽しくプレーすることができました。優勝できたのはラッキーのひと言。来年も日程があえばぜひ参加したい」と意欲を見せていました。

 なお、準優勝は「阿寒」43、「摩周」43でネット同スコアを記録した函館馬主協会の杉澤真吾会員(同15・6)。微差の3位には「阿寒」46摩徳「45」の得永光雄会員(同20・4=NET70・6)となりました。

 参加いただきましたみなさまには、最後まで和気あいあいとした雰囲気の中で親睦を深めていただき、感謝申し上げます。(事業サービス委員会)


たくさんの方にご参加いただきました

札幌競馬終了とターフパーク営業のお知らせ

今年の夏も大変な暑さとなり、お盆を過ぎてもまだ夏の余韻を残しつつ
本年の札幌競馬が終了しました。 

札幌競馬場の楽しみはレースだけではございません(*^^*)
キッズイベントが盛りだくさんの札幌競馬場ターフパークが9月15日から10月27日まで営業しますので
是非ご家族揃って秋の行楽をお楽しみください。

サマーセールが開催されました

サマーセールが開催されました

8月19日(月)より24日(土)まで、HBA日高軽種馬農業協同組合主催のサマーセール2024が開催されました。
本年は1日の上場馬上限を250頭とし、土曜日までの延べ6日間に亘る開催となり、
上場総数は1,265頭(牡:672頭、牝:593頭)と国内最大規模の1歳市場、多彩な素質馬が集まりました。

セール期間中は午前8時30分から上場番号順のグループに分けて比較展示が行われ、11時30分からセール開始。
例年より1日多い開催期間でしたが、昨年よりも早い18時頃に終了となるスケジュールで連日執り行われました。

 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
8月19日(月) 1日目
初日から快晴となり、購買者の姿も多い中で開始されたサマーセール。
出足はゆっくりとした動きで、初日の最高落札価格はダノンキングリー産駒の牡馬、(有)梅田牧場生産の上場No.84 アルカイクスマイル2023で
2530万円にて㈱チャンピオンズファームが落札。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

【1日目成績】
上場頭数:204頭 (牡109頭、牝95頭)
売却頭数:155頭 (牡91頭、牝64頭)
売却率:75.98%
平均価格:6,655,355円
売却総額:1,031,580,000円
最高落札価格:25,300,000円
(税込)

8月20日(火) 2日目
前日夜から雨が続く中でも購買者の足は変わらず、比較展示から真剣な表情で馬を見る姿が多く見られました。
スタートから活発な掛け声が飛び交い、初日より勢いを感じる2日目。

この日の最高価格は成田 隆好氏落札の 村上欽哉生産 上場No.397 ダンシングロイヤル2023(牡・父ヘニーヒューズ)で3520万円、
2番目は半兄に目黒記念勝ち馬ムスカテールを持つモリナガファーム生産 上場No.361 シェリール2023(牡・父サトノクラウン)を
寺田 千代乃氏が3410万円で落札。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

【2日目成績】
上場頭数:205頭 (牡119頭、牝86頭)
売却頭数:164頭 (牡98頭、牝66頭)
売却率:80.00%
平均価格:7,441,098円
売却総額:1,220,340,000円
最高落札価格:35,200,000円
(税込)

8月21日(水) 3日目
肌寒かった2日目とは打って変わり25度を超える夏日に。前日に引き続き多くの購買者が来場する中、
北海道静内農業高等学校からマドリガルスコア2023(牝・父ミスチヴィアスアレックス)と
ナリタトップスター2023(牡・父アニマルキングダム)の2頭が上場され、
それぞれ日本中央競馬会、峰 哲馬氏が購買されました。

最高価格は上場No.555 (有)平野牧場生産のキリエ2023(牝・父ダノンスマッシュ)で、秋元 竜弥氏が2750万円で落札。
本日は最後の上場馬まで購買者の姿が多く見られ、折り返し後半のセリに期待が持てる3日目となりました。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【3日目成績】
上場頭数:203頭 (牡116頭、牝87頭)
売却頭数:169頭 (牡102頭、牝67頭)
売却率:83.25%
平均価格:6,888,343円
売却総額:1,164,130,000円
最高落札価格:27,500,000円
(税込)

8月22日(木) 4日目
昨日までに比べゆっくりとした購買者の動き始めも、売却率、取引平均額は昨日とほぼ同等に。
4日目の最高価格馬は㈱寺井牧場生産の上場No.665 ファシネイション2023(牝・父イスラボニータ)で池袋レーシングが3800万円で落札。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

【4日目成績】
上場頭数:192頭 (牡90頭、牝102頭)
売却頭数:159頭 (牡79頭、牝80頭)
売却率:82.81%
平均価格:7,194,969円
売却総額:1,144,000,000円
最高落札価格:30,800,000円
(税込)

8月23日(金) 5日目
昨晩降った雨も朝には上がり、晴れ間も覗く汗ばむ暑さに。
この日は2日目の最高落札価格に迫る3410万円で(有)谷口牧場生産 上場番号1047番 ダークマレイン2023(牡・父ダノンプレミアム)を竹園 正継氏が落札。

この5日目で売却率、取引平均価格はセール開催中で最高値を記録しました。

【5日目成績】
上場頭数:195頭 (牡105頭、牝90頭)
売却頭数:164頭 (牡92頭、牝72頭)
売却率:84.1%
平均価格:7,885,122円
売却総額:1,293,160,000円
最高落札価格:34,100,000円
(税込)

8月24日(土) 6日目
最終日は朝から快晴となり、天気も手伝って朝から来場者の出足は好調。
30度近くとセール期間中では最高気温の夏日となりました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

最終日に来てセールを通して最も高い売却率となり、最高落札価格も更新。
最高価格は(有)グランド牧場生産 上場No.1154 レディマドンナ2023(牝・父ヘニーヒューズ)で、江馬 由将氏が5280万円で落札。

  

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

【6日目成績】
上場頭数:188頭 (牡94頭、牝94頭)
売却頭数:166頭 (牡86頭、牝80頭)
売却率:88.3%
平均価格:7,719,217円
売却総額:1,281,390,000円
最高落札価格:52,800,000円
(税込)

6日間の開催を終え、古川市場長はインタビューで

「土曜日まで1日延びたのでお客さんが残ってくれるか心配だったが、一番売れたのが最終日という結果に驚いた。
 昨年は1日の上場頭数が多く、終了時間が遅くなったことから、6時過ぎくらいに終わるような計画で募集を取ったところ、
 どうしても5日で収まらない頭数となったために6日間開催となったが、スムーズに上場することが出来た。
 土曜日までの開催は初めてだったため心配していたが、一番良い結果が出たことは嬉しい誤算。
 最終日は素質馬が多く上場されていたこと、前半で買いきれなかった購買が最終日に集中したことで
 売却率が上がる結果につながったと思う。
 トータルでは昨年を少し上回るか昨年並みの結果となり、セプテンバーやオータムに期待出来るのではないか。
 来年の開催については少しずつ良くするためにセールの結果から検討したい。
 一日の上場頭数を250頭に制限し、なるべく早く終了する日程としたことは、
 馬主の方、生産者、コンサイナーの皆さんに喜んで頂けた。
 来場者がバラける形で前半後半でお客さんが入れ替わり、購買したい馬を目掛けて来場されていたと思う。
 今後のセールも今回の売却率を維持できることを目指してやっていきたい。」

とコメントしていました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

長期開催となりましたサマーセールは過去最高となる高い売却率で盛況に終了しました。
次回、セプテンバーセールは9月17日(火)から19日(木)の3日間で開催を予定されています。
詳しくは主催者ホームページをご確認下さい。
HBAセプテンバーセール2024 開催概要

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

【サマーセール6日間総合成績】
上場頭数:1187頭 (牡633頭、牝554頭)
売却頭数:977頭 (牡548頭、牝429頭)
売却率:82.31%
平均価格:7,302,559円
売却総額:7,134,600,000円
最高落札価格:52,800,000円   上場No.1154 レディマドンナ2023(牝・父ヘニーヒューズ)(有)グランド牧場生産 

(税込)

オンライン購買登録者数  131人  
        応札数  552ビッド
        落札数  36頭

※記事には公式オンライン中継からキャプチャを利用した画像が含まれます

セレクションセールが開催されました

7月22日(月)に、より厳選された馬が上場するプレミアムセッション134頭から始まり、

23日(火)181頭・24日(水)180頭と開催された今年のセレクションセール。

今年は800頭以上の上場申し込み馬の中から500頭を選出。

セレクションセールは血統基準と、日本市場唯一の実馬検査によって選抜された1歳馬たちが上場するプレミアム市場です。

 

 

 

 

 

 

 

 

選定の基準となるのは

・血統

・馬体検査

・セール当日に合わせたコンディション

とされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3日間とも、午前8時30分から上場番号順にグループに分けて比較展示が行われ11時30分からセールがスタート。

 初日のプレミアムセッション冒頭では2023年度のJBCスプリントを制したイグナイター号の表彰式が行われたあと11時半からセールが開始されました。

 

 

 

 

 

 

 

 初日の最高価格はセレクションセール史上歴代2位となる1億円で、坂口 直大氏に落札された

上場番号49番スターズアイランド2023(牡、父キズナ・(有)笠松牧場生産)で

3日間通しても当馬が最高取引額でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【1日目成績】

上場頭数:134頭 (牡104頭、牝30頭)

売却頭数:127頭 (牡99頭、牝28頭)

売却率:94.78%

平均価格:28,288,189円

売却総額:3,592,600,000円

(税込)

 

 

 

2日目の最高額落札馬は88,000,000円で岡本 真二氏に落札された

上場番号194番ゴールドチェイス2023(牡、父ドレフォン・(有)グランド牧場生産)でした。

 

 

 

 

 

 

 

同じく88,000,000円で合同会社DMM.comが落札したのは

輝く尾が一際目立つ上場番号256番レインオンザデューン2023(牡、父Frankel・(有)飛野牧場生産)で、牝馬の最高価格となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

【2日目成績】

上場頭数:177頭 (牡124頭、牝53頭)

売却頭数:157頭 (牡110頭、牝47頭)

売却率:88.7%

平均価格:16,517,516円

売却総額:2,593,250,000円

(税込)

 

 

 時折雨に見舞われた3日目の最高額落札馬は

上場番号501番サンジョアン2023(牡、ルヴァンスレーヴ・(有)グランド牧場生産)で 竹園 正継氏に57,200,000円で落札されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

【3日目成績】

上場頭数:173頭 (牡111頭、牝62頭)

売却頭数:128頭 (牡81頭、牝47頭)

売却率:73.99%

平均価格:13,527,422円

売却総額:1,731,510,000円

 

(税込)

 

【総合成績】

上場頭数:484頭 (牡339頭、牝145頭)

落札頭数:412頭 (牡290頭、牝122頭)

売却率:85.12% (前年91.86%)

売却総額:7,917,360,000円

平均価格:19,216,893円

最高価格:110,000,000円

 (税込)

 

 

3日間の開催を終え、古川市場長はインタビューで

「昨年の売却率には届かなかったが1日目にプレミアムセッションを導入したことにより

クラシックを狙えるような良い馬が上場した。

2日目、3日目は地方でも活躍できそうなラインナップが揃い、結果の盛況につながったと思う。

セレクションセールを終えたあとはすぐに来年の目標を再考する予定です。」

と話していました。

 

 来年はまた更にグレードアップしたセレクションセールになることを期待しています。

 

オンライン購買登録者数  55人(昨年46人)  

        応札数  153ビッド(昨年152ビッド)

        落札数  22頭(昨年7頭)

 

 

次回HBAの8月のサマーセールは、当初の予定では5日間開催の予定でしたが、申込み頭数が多いため1日延長し、6日間開催に変更になりました。

 詳しくは主催者ホームページをご確認下さい。

HBAサマーセール2024 開催概要 

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