セレクトセール2019が開催されました
2019年07月11日
セレクトセール2019《1日目》
初日はセレクトセール出身G1優勝馬関係者への金メダル授与式の後、
1歳馬セリはいきなり1億円の声がかかり、幕開けは会場のどよめきからスタートしました。
その後も、1億円超え25頭と高額馬が誕生し、これまでの最高総額を中盤の時点で超える勢いで
終わりが見えないセリは終了が夜7時20分を過ぎる長丁場となりました。
1歳セリの上場頭数は239頭。落札率は92.9%。落札総額は100億円を超えました。
この日の最高価格馬はミッキークイーンの半弟、ミュージカルウェイの2018(牡・父:ディープインパクト)で近藤利一氏が落札の価格3億6,000万円。
牝馬ではシャケトラの半妹、サマーハの2018(父:ディープインパクト)で金子真人ホールディングス(株)落札の2億1,000万円でした。
セレクトセール2019《2日目》
展示の様子
2日目の当歳馬セリでは朝8時から210頭の展示が行われました。
開催2日間とも天候に恵まれたセレクトセール、のんびりと緑の芝生をはむ母仔馬を真剣にみる購買者の姿が見えました。
新種牡馬、キタサンブラック産駒やドレフォン産駒にも高評価がつきましたが、
この日の最高額は近藤利一氏が落札したストロングタイタンの半弟、
タイタンクイーンの2019(牡・父:ディープインパクト)の4億7,000万円でした。
最後まで活発なセリが行われ、トリを飾ったのはダノンファンタジーの半弟、ライフフォーセールの2019(牡・父:ハービンジャー)で2億2,0000万円で大塚亮一氏に落札され、
今年のセレクトセールは終了しました。
当歳セリでもこれまでの最高総額を超え、2日間で200億を超えるセリは世界的に見ても類を見ない驚きの結果となりました。
2日間開催合計
上場頭数:455頭
売却頭数:416頭
売却率:91.4%
平均価格:49,317,308円
売却総額:20,516,000,000円
(消費税別)
22回を迎え、これまでの出身馬はG1を90勝という成績を誇るセレクトセール。
その市場成績、取引金額はどこまでレコードを更新し続けるのか、来年の開催も注目せずにはいられません。
来週は、北海道市場セレクションセールの開催です。
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