馬産地でサラブレッドセールのシーズンが始まりました
2024年07月13日
5月の札幌競馬場でのトレーニングセールを皮切りにサラブレッドセールが始まり
7月からは本格的に馬産地北海道でセールが続く季節になります。
7月8日、9日は苫小牧市で2024セレクトセールが開催されました。
7月8日(月) 1日目 1歳セッション
当日の朝の天気は雨が降っていましたが
上場馬の展示時には雨は落ち着き、
セール開始にはセレモニーが行われたのち、本せりを開始しました。
最高価格馬は上場番号100
父キタサンブラック・母デルフィニアⅡの牡駒で、590,000,000円でロデオジャパンに購買されました。
牝馬の最高価格は上場番号71 アスコルティ2023
(父キタサンブラック)は、(株)ダノックスによって400,000,000円で購買されました。
種牡馬別では
高額上位10傑の中に4頭の産駒を送り込んだエピファネイアが12頭の産駒で2,218,700,000円。
牡馬、牝馬の最高額馬を送り出したキタサンブラックも同じ12頭で1,917,300,000円を売上げ、
昨年の当歳セッションで20頭の産駒を売却したコントレイルは8頭で1,094,500,000円。
また、初年度産駒が早くもJRAで勝ち上がっているサートゥルナーリアは
11頭で1,071,400,000円を記録。
この4頭は上場馬すべてが購買されました。
1日目 1歳
上場頭数 233頭(牡137、牝96)
売却頭数 224頭(牡133、牝91)
売却率は7年連続9割超となる96.1%
総売上額はレコードだった昨年の13,365,000,000円円をさらに上回る14,497,000,000円でした。
7月9日(火) 2日目 当歳セッション
1日目とは変わり天気に恵まれ、少し蒸し暑さもありました。
牧場から移動を終えた当歳たちはお疲れの様子で
母馬に見守られながら、芝生に寝転がる姿もが多く見られました。
この日も、前日の1歳セール同様に終始活発な競り合いがおこなわれ、
売却総額は過去最高だった昨年(147億8,000万円)に迫る144億2,100万円(税別)、
売却率は2022年度(95.3%)を上回るレコードとなる96.7%、
平均価格は昨年(6,748万8,584円)に次ぐ6,242万8,571円(税別)、
中間価格も歴代最高の4,200万円(税別)という、1歳セールに続きレコードずくめの結果となりました。
最高価格馬は、シュネルマイスターの半弟 No.364 セリエンホルデの2024 父キタサンブラック
会場から1億円の声がかかると一気に競り上がり、最後は4億1,000万円で落札されました。
2日目 当歳
上場頭数:239頭(牡156頭、牝83頭)
落札頭数:231頭(牡149頭、牝82頭)
売却率:96.7%(牡95.5%、牝98.8%)
売却総額(税別):14,421,000,000円(牡10,457,000,000円、牝3,964,000,000円)
平均価格(税別):62,428,571円(牡70,181,208円、牝48,341,463円)
中間価格(税別):42,000,000円(牡48,000,000円、牝38,000,000円)
最高価格(税別):410,000,000円 No.364 セリエンホルデの2024 父キタサンブラック 牡・鹿毛・2024/02/12
父キタサンブラック 母セリエンホルデ 母父Soldier Hollow
落札者:田畑 利彦 氏
販売者:(有)ノーザンレーシング
7月22・23・24は静内のHBA北海道市場にて
セレクションセールが開催されます。
〈上場日割〉
7月22日(月)プレミアムセッション140頭 №. 1~140
7月23日(火)181頭 №.141~321
7月24日(水)180頭 №.322~501
【 計 501頭/牡353、牝148】
詳細は主催者ホームページでご確認下さい
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