セプテンバーセールが開催されました
2021年09月24日
2021年9月21日(火)~22日(水)の2日間に渡り、セプテンバーセール2021が、北海道市場にて開催され478頭が上場されました。
セプテンバーセールはサマーセールの上場頭数を分散させる目的で2019年より設立された3年目になるセールです。
北海道も緊急事態宣言下にありましたが、この度も新型コロナウィルス感染予防対策が講じられながらの通常開催となりました。
購買登録者数は1,002名と、昨年とほぼ変わらず。
引続きオンラインビットとのハイブリッド入札制度が設けられ、事前登録した61名の購買者が遠距離からでも馬を購入できる体制で開催を迎えました。
9月21日(火) 1日目
セプテンバーセール初日は秋らしい陽気で始まりました。
8時半から各上場番号順に比較展示が行われ、サマーセールと同様、多くの購買者がじっくりと見定める光景がありました。
セール開始前の木村貢市場長の挨拶では、2018年に北海道市場セレクションセールにて取引され、
先日フランスのGⅡフォワ賞を優勝したディープボンド号の快挙を紹介し、今後も北海道市場から活躍馬が出ることを期待したいと話しました。
その期待に応えるようにセール開始直後から活発な声がかけられ、セプテンバーセールは順調な滑り出しとなりました。
この日の最高落札額馬は ルドラ2020(父シルバーステート) で2400万円でした。
【21日 1日目成績】
上場頭数 244頭 (牡108頭、牝136頭)
落札頭数 184頭 (牡89頭、牝95頭)
売却率 75.4% (牡82.4%、牝69.85%)
売却総額(税込) 831,490,000円 (牡462,220,000円、牝369,270,000円)
平均価格(税込) 4,518,967円 (牡5,193,483円、牝3,887,053円)
最高価格(税込) 26,400,000円
No.95 ルドラ2020
父シルバーステート 母ルドラ (母父Cape Cross)
落札者 二宮 幸三 氏
販売者 土田農場
9月22日(水) 2日目
2日目は朝から雲が広がり、強めに吹く風が雨の訪れを感じさせながらお昼までは心配された天気が持ちました。
午後になって一時本格的に雨が降ってきたものの、次第に小雨へと落ち着きました。
雨の中でも生産者たちは馬を磨き上げ、出番に備えます。
この日の最高価格は3100万円で落札されたアマルフィターナ2020。
昨日に引き続き最高価格はシルバーステート産駒でした。
最終日の終了時刻は18時前でしたが、先月のサマーセールと比べて早い陽の沈みに秋の気配を感じさせられました。
【22日 2日目成績】
上場頭数 234頭 (牡96頭、牝138頭)
落札頭数 162頭 (牡74頭、牝88頭)
売却率 69.23% (牡77.08%、牝63.76%)
売却総額(税込) 858,660,000円 (牡463,980,000円、牝394,680,000円)
平均価格(税込) 5,300,370円 (牡6,270,000円、牝4,485,000円)
最高価格(税込) 34,100,000円
No.339アマルフィターナ2020
父シルバーステート 母アマルフィターナ (母父シンボリクリスエス)
落札者 了德寺健二ホールディングス(株)
販売者(有)アクセス・ワン
【2日間総合成績】
上場頭数 478頭 (牡204頭、牝274頭)
落札頭数 346頭 (牡163頭、牝183頭)
売却率 72.38% (牡79.90%、牝66.79%)
売却総額(税込) 1,690,150,000円 (牡926,200,000円、牝763,950,000円)
平均価格(税込) 4,884,827円 (牡5,682,209円、牝4,174,590円)
最高価格(税込) 34,100,000円
No.339アマルフィターナ2020
父シルバーステート 母アマルフィターナ(母父シンボリクリスエス)
落札者 了德寺健二ホールディングス(株)
販売者 (有)アクセス・ワン
オンラインビッドによる最終落札頭数は13頭(全売却頭数の3.76%)で、
一度でもオンラインビッドが入った頭数は40頭(全売却頭数の11.56%)でした。
来月は北海道市場今季最後の1歳セールとなるオータムセールを迎えます。
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