ワールドオールスタージョッキーズレポート
2019年08月30日
今年も札幌競馬場にて、「ワールドオールスタージョッキーズ」が開催されました。
24日、25日はエントランスにてウェルカムバンドが出迎えてくれていました。
参加騎手は以下の選考基準に当てはまる、
外国騎手・地方競馬所属騎手7名、JRA代表騎手7名の計14名。
選考基準は以下の通り
順位1 本年の日本ダービー優勝騎手
順位2 前年のJRA賞騎手部門「MVJ」受賞者
順位3 勝利数東西各上位1名
順位4 顕著な活躍を認められた騎手
順位5 勝利数上位の騎手
《関東上位勝利数》
戸崎 圭太 勝利度数関東1位
三浦 皇成 勝利度数関東2位
《関西上位勝利数》
浜中 俊 2019年日本ダービー(GⅠ)優勝騎手(勝利度数関西13位)
C.ルメール 2018年度JRA賞の騎手部門「MVJ」受賞者(勝利度数関西2位)
川田 将雅 勝利度数関西1位
《顕著な活躍》
武 豊
昨年、前人未到のJRA通算4,000勝を達成。
また、日本競馬に関して特に 顕著な功績を挙げたとして、
本年4月には農林水産大臣賞を受賞。(勝利度数関西3位)
藤田 菜七子
本年6月にウィメンジョッキーズワールドカップに優勝し、
日本人女性騎手として初めてシャーガーカップに招待。
JRA女性騎手の最多勝記録を更新中。(勝利度数関東13位)
《地方競馬所属代表騎手》
吉村 智洋 (兵庫・飯田 良弘厩舎所属)
《顕著な活躍》
的場 文男
昨年、地方競馬通算最多勝記録となる7,152勝を達成。
また、日本競馬に関して特に顕著な功績を挙げたとして、
本年4月には農林水産大臣賞を受賞。(大井・東京都騎手会所属)
《海外招待騎手》
リサ・オールプレス (ニュージーランド)
ジュリアン・ルパルー (アメリカ)
ミカエル・ミシェル (フランス)
コルム・オドノヒュー (アイルランド)
カリス・ティータン (香港)
個人戦に加え、出場騎手を「WAS選抜(外国騎手・地方競馬所属騎手チーム)」と「JRA選抜(JRA代表騎手チーム)」に分け、チームの合計得点を競う対抗戦を行いました。
結果は
優勝 70点 川田 将雅 (関西)JRA選抜
準優勝 58点 C.ルメール (関西)JRA選抜
3位 53点 K.ティータン (香港)WAS選抜
3位 53点 M.ミシェル (フランス)WAS選抜
5位 39点 戸崎 圭太 (関東)JRA選抜
6位 37点 武 豊 (関西)JRA選抜
7位 34点 吉村 智洋 (兵庫)WAS選抜
8位 24点 J.ルパルー (アメリカ)WAS選抜
9位 19点 浜中 俊 (関西)JRA選抜
10位 16点 C.オドノヒュー (アイルランド)WAS選抜
10位 16点 三浦 皇成 (関東)JRA選抜
12位 15点 L.オールプレス (ニュージーランド)WAS選抜
13位 7点 藤田 菜七子 (関東)JRA選抜
13位 7点 的場 文男 (大井)WAS選抜
これによりチーム対抗ではJRA選抜チームが優勝しました。
世界のスターが揃うと合って札幌競馬場も多くのファンが集まりました。
ウィナーズサークルでは外国人騎手にサインを求めるかたも多く、「Congratulation!」と
普段は聞かれない英語の掛け声も飛び交いました。
この日のメインレースはキーンランドカップ(GⅢ・芝1,200m)
優勝は川田将雅騎乗のダノンスマッシュ(栗東・安田厩舎・馬主 ダノックス)が
人気に応え重賞3勝目を上げました。
この日のプレゼンターは
歌手・女優・モデルと幅広い活躍をされている土屋アンナさん。表彰式に花を添えました。
表彰式では札幌馬主協会から札幌馬主協会常任理事の浅沼廣幸氏が札幌馬主協会会長賞を授与しました。
最終レースの後、パドックではワールドオールスタージョッキーズシリーズ総合表彰式が行われ、結果発表と記念撮影、選手たちによるビールかけで観客とともに盛り上がり華やかな二日間が終了しました。
来週はいよいよ札幌開催最終週。
今年も札幌競馬場を盛り上げてくださったファンの皆様に感謝し、9/1は入場無料としています。
是非、最終週も多くの皆様に札幌競馬場に足を運んで頂きたいと思います。
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